优密克思--乳化重合技术5
多段重合技術
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一般的な乳化重合では、同一組成のポリマーからなる粒子が得られますが、多段重合では、組成の異なるモノマーを段階的に重合させるため、コア層(核)とシェル層(殻)で組成が異なるコアシェル粒子を得ることが出来ます。コアシェル粒子は1段階目にコアとなるシード粒子を合成してから、2段階目に組成の異なるモノマーを重合させることで合成することが出来ます。各段階に使用するモノマー組成を調整することによって、異なるガラス転移温度(Tg)、架橋密度、分子量等をもつポリマーを一つの粒子内に存在させることが出来るため、均一組成では得られなかった新たな性能を付与することが出来ます。
2021年2月16日 09:25